JamJam展 2025 開催!!

 

JamJam展2025 

表現よ、わたしを超えろ

年齢、国籍、キャリアなんて関係ない
200名以上のアーティストが活動する取手を舞台に「つくりたい」という
純粋な衝動が境界を超えて交差する表現空間を”たいけん”せよ

JamJamとはー果物のジャム、音楽のジャムセッション、トラフィックジャム(交通渋滞)。 公開型の搬入風景を含め、様々な作品と人が、集まったり、混ざったりしているJamの様な風景と、即興性、偶然性、実験性を楽しむJamな精神をキーワードに、JamJam展2025となりました。


主催  取手市、東京藝術大学、JR東日本、株式会社アトレ
共催 共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点
共催・運営  NPO法人取手アートプロジェクトオフィス 

 


展覧会概要


1)会期  2025年7月19日(土)〜7月28日(月)10:00〜18:00

     *金・土・日・祝のみ10:00-19:00、取手駅市民ギャラリーは24時間     

2)会場 

・とりでアートギャラリー(アトレ取手4階たいけん美じゅつ場VIVA) 

・取手駅市民ギャラリー(取手駅東西連絡地下通路内)

・たいけん美じゅつ場VIVA

3)お問い合わせ 

 JamJam展事務局 たいけん美じゅつ場VIVA(アトレ取手4階)
 
 毎週水曜・毎月第一日曜日定休、10時〜19時オープン
 電話:0297-85-5558
 メール:viva-info@toride-ap.gr.jp
                件名は「JamJam展2025について(お名前)」と記載し送信してください。

 


取手のアートに出会う”たいけん”プログラム
『JamJamミーティング』

 

7/19(土)

『JamJam!公開インストーリング!』
10:30-12:00,13:00-15:00

インストーラーと出品者が集い、展覧会空間を即興的につくり上げていく公開搬入。
作品を設置する様子やその場の対話を通して、ふだんは見ることのできない”展示が出来上がっていく時間”を体験できます。

『オープニングパーティ「倶楽部ドンパンチョ」by海老原靖・シノハラタケノリ』
16:00-18:00

アートと音楽、ちょっとお酒、そして会話を楽しむアートイベント。
1998年から海老原さんのアトリエや、取手のバーなどで行われてきたこのイベントはさまざまな人の出会いをうんできました。
今回はVIVAが会場!
出品者も来場者も一緒に楽しみましょう。

<ゲスト>

アイハラミホ。
「皆様に笑顔と驚愕を」をテーマに歌謡曲で踊り狂う。そのパフォーマンスを見れば、誰もが圧巻。
喜怒哀楽を体全体で表現し、多くの人を魅了!
その姿は、唯一無二!
現在は、役者、パフォーマンス、司会業と表現の幅を広げ多方面で活躍。
板尾創路監督映画『月光ノ仮面』ではお亀役を体を張った演技で注目をあつめる。
静岡出身のアイハラミホ。が歌うオリジナル曲『静岡の激しいミカン』は、癖になる一曲!


J.A.G.U.A.R.
特選日本語DJ。東京の地下オルタナシーンの熱量と快楽をJ-POP/アニソン/歌謡曲などMADE IN JAPANのポップミュージックを使用したプレイで表現。2010年1月からJ-POPとダンスミュージックを衝突させるパーティ「PURE IBIZA」@秋葉原MOGRA(毎月最終火曜19時)を主催。各種音楽フェスから企業の忘年会まで、様々な現場に出演しながらダンスフロアにおける日本語/国産音源の機能性の拡張を試み続ける。
https://www.mixcloud.com/jxaxgxuxaxr/


音楽ユニットまんまる
歌をうたったり、ものを作ったりしている2人のユニット「まんまる」です。
普段は大学で彫刻をしているまなつと、絵本やイラストを描いているたけが下北沢で出会い始まりました。
私たちはいつもどったんばったんで
なぜか慌てていて、でもゆっくりで
のびのび楽しく、あそびごころを大切に活動しています。⁩

7/20(日)

『VIVAラボ 人・まち・アートをつなぐコミュニケーションプログラム』

VIVAを拠点に活動するアート・コミュニケータ「トリばァ」が、取手のアートと人、人と人をつなぐ対話の場をつくります。

展示作品をより楽しめるようたくさんの企画をご用意しております。

7月20日(日)13時から随時開催予定で全て無料でお楽しみいただけます。

①チェキの鑑賞物語(工作室)

②VIVAガチャ鑑賞会(パーク)

③動くJamJam展(開催未定)

④じゃむじゃむまきまき(パーク)

⑤ことばの森(展示会場内/7月26日(土)開催)

⑥Music→Art Jam(工作室)

⑦あなたと取手〜JamJamマップでつながる交差点〜(展示会場内)

 

7/21(月・祝) 26(土)

『Meet the Artists 取手のアーティストとつくる創造の時間』

取手で活動するアーティストと出会い、共に手を動かすワークショップ。
表現が生まれる瞬間を体感しながら、創造のはじまりに触れてみませんか?

我楽多工作(がらくたこうさく)〜楽器を作ろう〜
浅野純人あーと屋図工室(美術家)、飯野哲心(美術家)、大内伸輔(音楽担当)
7/21(月・祝)10:30-12:00、13:30-15:00

廃家電やアトレから出た廃材を組み合わせて楽器をつくります。
完成したら、みんなで演奏します!

定員:10人(小学校4年生未満は保護者同伴) 
参加方法:当日JamJam展受付で参加をお伝えください
先着順、申込不要

いちまいばなし
佐藤悠(アーティスト)
7/21(月・祝)、26日(土)11:00-18:00 *適宜休憩あり

「いちまいばなし」とは、一枚の紙に絵を描きながら、その場にいる全員で即興の物語を作ってゆく遊びです。「何がどうした?」「どうなった?」という司会の問いかけに、参加者が順番に答えてゆくと絵が描き足されてゆき、物語が紡がれていきます。

定員:3人〜20人程度まで
参加方法:参加無料、事前申込不要
*所用時間は15分ほど
*お声がけいただければ、その場で始めます。

ゆびあみリリアンワークショップ
諏訪部佐代子(アーティスト)
7月26日(土)10:30-15:00

特別な道具はいらない、はじめてでもできる、指をつかった編み物を楽しもう。

参加方法:参加無料、事前申込不要
*混雑している場合はお待ちいただくことがございます。
*所用時間は15分ほど
*年齢制限なし

木をさわる 木でつくる/親子で参加できる工作ワークショップ
伊藤久也(彫刻家)
7月26日(土)11:00-12:30、13:30-15:00

現代は手で何かをつくるということから、少し遠くなってしまったような気がします。自分で何かをつくることの面白さを手を動かしながら体感していただけたらと思います。子どもの方も大人の方も様々な木を組み合わせて、舟をつくってみましょう。「できた」瞬間を是非味わってみて下さい。

定員:各回10名程度 先着順
参加方法:参加費一人500円
低学年までは保護者同伴
所要時間約 30-60分
作品が完成次第お帰りいただけます
空きがあり次第途中参加も可

取手の野草茶を囲む「地中に向かうインビテーション」
鈴木きか(アーティスト)
7月21日(土)11:30-13:30,15:00-17:00

JamJam展の一角に、取手の野草茶でひと息つける茶会スペースが出現します。そこに立ち寄った人は、自然とパフォーマーとなり、茶会の一部としてその場に関わっていきます。
本ワークショップでは、土・うんち・微生物・火・窯・食をテーマに活動する作家・鈴木きかが、手摘みの野草茶を通じて「地中へ向かうインビテーション」をお届けします。

参加方法:参加無料、事前申込不要
*年齢制限なし
*混雑している場合はお待ちいただくことがございます。

7/22(火)〜7/28(月)

調査依頼書を手がかりに作品鑑賞を楽しむプログラム
「たいけん美じゅつ研究所(通称VIVA研)」
各日14:00から※7月26日を除く

東京藝大オープンアーカイブの作品と JamJam展の作品を1点ずつ調査する予定です。参加費は無料、所要時間は20~40分程度となります。参加を希望される方はこちらのフォームからお申込みください。
https://forms.gle/wJMddKY6LDebdEr86  

7/27(日)

『トークイベント まちを更新するクリエイティブ・ネットワークを育むには』
15:00-16:30(定員80名)

本展覧会で目指したのは、アーティストが多く活動する取手で「表現」を介したネットワークを形成すること。
トークイベントでは、展覧会のプロセスを振り返りながら「つくること」と「みること」の循環が生み出すまちの新しい風景を描きます。

登壇者
小沢剛(アーティスト・東京藝術大学教授)
佐藤悠(アーティスト)
表良樹(美術・内装施工・什器・造形物・制作業・彫刻家)
諏訪部佐代子(アーティスト)
羽原康恵(取手アートプロジェクト包括ディレクター)

モデレーター
伊藤達矢(東京芸術大学教授)

 

JamJam展では作品展示と同時に、アートが息づく取手を感じるプログラムを多数開催し、人・まち・アートをつなげていきます。取手の日常の中にひらかれたアートの時間を”たいけん”してください。


 

リーディングアーティスト

浅野純人/あーと屋図工室(美術家)、海老原靖(美術家)、表良樹(美術,内装施工,什器,造形物,制作業,彫刻家)、葛谷允宏(現代美術家)、柴田克哉(工芸作家)、杉山迦南(美術作家)、鈴木厚(彫刻家,陶芸家,画家)、鈴木きか(アーティスト)、 諏訪部佐代子(アーティスト)、Sobaken(アーティスト)、巽水幸(鋳金作家)、平井亨季(美術作家)、深谷直之(彫刻家)

 

 

   

浅野純人/あーと屋図工室(美術家)Asano Sumito(art-ya-zukoushitsu)

アートに関連する制作・教育・企画を行っています。これらは私にとって不可分な芸術であり教育であり商売であり生活そのものでもあるので繋がりとバランスを気にしています。

浅野純人 Instagram
あーと屋図工室 Instagram

 

 

   

表良樹(美術・内装施工,什器・造形物・制作業,彫刻家) Yoshiki OMOTE

表良樹は1992年大阪生まれ、2016年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。彫刻家として活動を行う。主な個展に2019 年「アトリエの鉱脈」kanakawanishi gallery(東京)など。作家業と並行して美術・内装施工、什器・造形制作業などを営んでいる。

表良樹 Instagram

 

 

     

葛谷允宏(現代美術家) KUZUYA Nobuhiro

場やコミニュティ作りを起点にリアルな社会とアーティストの関係性や関わりを持つ意味を探る一児のパパ。

葛谷允宏 Instagram

 

 

     

柴田克哉(工芸作家) katsuya shibata

漆、木を素材に、人の暮らしを豊かに楽しくする工芸作品を制作

 

    

杉山迦南(美術作家) Kanan Sugiyama

東京藝術大学大学院美術研究科 先端芸術表現専攻修了(2022)
東京藝術大学 先端芸術表現科 教育研究助手(2022-)

「遅さ」や「小ささ」を空間の広大さや時間の長大さを表現する手法と捉え、主にインスタレーションの形式で作品の制作と展示を行っている。

杉山迦南 Webサイト

 

 

    

鈴木厚(彫刻家,陶芸家,画家) Atsushi Suzuki

普通に調和のとれた世界にするために、性的、政治的な要素の多いグロテスクな事をしている感覚があります。実物は案外明るく風通しが良いと思います。複数のスタイル、ジャンル、技法を股に掛けて制作しています。

鈴木厚 Webサイト
鈴木厚 Instagram

 

 

     

鈴木きか(アーティスト) Kika Suzuki

1998 年生まれ、 東京都渋谷区出身。大量生産、消費による自然と人間の分断を繋ぐ媒介としての陶芸に関心を持ち、土・うんち・微生物・火・窯 ・食を軸に「 Ceramic as a Process」をテーマとし制作活動を行っている。動物のうんちを焼成して陶芸制作を行うPOOP陶芸プロジェクトや、野草を体内に取り込む参加型パフォーマンス、地中へ向かうインビテーションなどの展開をしている。

鈴木きか Webサイト
鈴木きか Instagram

 

 

     

諏訪部佐代子(アーティスト) Sayoko Suwabe

2025年現在東京藝術大学美術研究科博士後期課程に在籍。取手では君島英樹とNULLNULL STUDIOを運営。

諏訪部佐代子 Webサイト

 

   

Sobaken(アーティスト) Sobaken

千葉県出身のアーティスト。東京藝術大学卒業後、公共空間におけるアートプロジェクトを多数手がけ、地域や環境とアートを融合させる活動を展開。個展の開催や国内外のアートフェアへの出展を精力的に行い、アートを通じた社会貢献にも取り組んでいる。

Sobaken Webサイト

 

      

巽水幸(鋳金作家) Miyuki Tatsumi

東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻工芸研究領域修了
博士号(美術)取得(2003)
いもの道具みちくさ ユニット制作、発表 (2003~)

私が感じる鋳金の魅力は、心が揺さぶられることごとを形象化する時に、蝋を原型素材にできること。今にも消えてしまいそうな朧げなイメージを探るときに、液体と固体を行き来する蝋という素材の曖昧でもろい物質感から表現が生まれやすい。もう一つ、鋳造されたブロンズの複雑で美しい表情と存在感は、半永久的に残る可能性を持ち、まだ見ぬ誰かに届くかもしれないこと。

巽水幸 WEBサイト

 

     

平井亨季(美術作家) Hirai Koki

1996年広島生まれ。具体的な土地との関わりの中で、生活と歴史との間を記述するための方法として美術を実践しています。2023年より取手市井野団地のSF付き住宅(4階5階セット物件)に住み、友人の作品の展示、上映会など半クローズドで小さめのイベントを重ねています。

平井亨季 Webサイト

 

 

     

深谷直之(彫刻家) Naoyuki Fukaya

1971   茨城県桜川市生まれ、現在取手市在住
1998   東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2005   個展 日本橋髙島屋6階美術画廊
2012   個展 日本橋三越本店本館6階アートスクエア
2019   展覧会 雨引きの里と彫刻/茨城県桜川市
2024   道の駅常総にモニュメント作品設置/茨城県常総市

深谷直之 Webサイト

More to come...


 

ヴィジュアル制作:海老原靖・杉原洲志