山田 毅(やまだ・つよし)

美術家、只本屋代表

1981年 東京生まれ。2003年 武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。現在、京都市立芸術大学大学院博士後期課程在籍。京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)非常勤講師。2015年より京都市東山区にて「只本屋」を立ち上げ、島根県浜田市や宮崎県三股町などで活動を広げる。2017年に矢津吉隆とともに副産物産店のプロジェクトを開始。京都市の市営団地に美術室を開設するなど、現在、作品制作の傍ら様々な場作りに関わる。

 

副産物産店(矢津吉隆 + 山田毅)

アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収、販売する資材循環プロジェクト。作品の制作過程で副次的に生まれてくる”副産物”は、アトリエの片隅に置かれいずれは捨てられる運命にあったモノたちです。それぞれの作家の感性を帯びた作品未満のそれらのモノたちに敢えてスポットを当てることで、ものの価値や可能性について改めて考える機会をつくりたいと思っています。主な展覧会はやんばるアートフェスティバル2019-2020(沖縄)、かめおか霧の芸術祭(京都)など。京都を拠点に活動。